2025年12月、市場に対する考え

投資

年末整理のお時間

対中関係の悪化でまた円安の方向へ動いた。現在、関係改善はされていないものの、円安は一服したと言える。今後の国際情勢ではどちら方向に強く動くかもしれないということで、かなりリスクが高くなったと思われる。
さらに、日銀は利上げをする方向で方針が一致しているようで、そうすると今度こそ円高の方向に傾く可能性が高い。ただし、各国に比べれば未だ低金利であることは間違いないため、何十円も円高に進むかというと微妙なところ。
あとは、年末に向けて大多数がポジションの整理をし始めている頃だ。私も整理をしたいのだが、中々いいタイミングが掴めない。もう十分様子は見たので、多少の損は受け入れてでもポジションを減らしにかかりたいところである。

メキシコペソの現状

さて、メキシコペソはどうかというと。
下記は左上週足、右上日足、左下4時間足、右下1時間足である。

対円ではかなり調子がいい。実態は円が弱いということだろうが、それでもメキシコペソの方は安定していると言える。メキシコ中銀は引き続き利下げの様子ではあるが、ペースは鈍化する見込みである。スワップポイントも前年が異常だっただけで、今でも高い方なのだが、利下げされると日本の利上げと相まって、さらに下がるかもしれない。

トルコリラの現状

さて、トルコリラはどうかというと。
下記は左上週足、右上日足、左下4時間足、右下1時間足である。

対円では円が弱いこともあって若干回復傾向に見える。が、対ドルでは相も変わらず右肩上がりでリラが弱い。
こちらも変わらず利下げを行っている。スワップポイントも下がりつつあるのでこれ以上保有してもリスクに見合わないのでポジションをさっさと減らしたい。ついでに今の含み損も解消して、来年の税金負担を減らしたいところである。

2025年12月、市場に対する考え

各国通貨が利下げすることでスワップポイントも下がりつつある。補填としてポジションを増やしたいと考えるところではあるが、今は正直高値の水準ではある。国際情勢上、急な円高展開も現実味を帯びてきている以上、ポジションを持ちすぎることはかなりリスクが高い。基本的には計画に則って買うのだが、何かしらの防御策も考えないといけないだろう。まずは、何度も言っているがトルコリラのポジション数を減らすこと。これだけは年内に必ず実行しよう。

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