2025年9月、市場に対する考え

投資

米ドル利下げ、日本円利上げを想定する市場

米ドルは最近の指標の悪化から市場は、利下げを観測したとして株が大きく買われているようだ。ただし、為替の方は8月上旬の下落以降、146-149円のレンジで動いており、下がる様子はほとんどない。
日本円は現首相退陣で逆に株が上がっている。加えて、利上げを示唆するような発言があったようで、一時円が買われる展開となっていた。ただし、それも限定的のようで、円の動き自体はほとんどないように見える。

メキシコペソの現状

さて、メキシコペソはどうかというと。
下記は左上週足、右上日足、左下4時間足、右下1時間足である。

メキシコペソは、米ドルや円よりもさらに強く、7月末に一瞬だけ踏んだ8円台にまた戻ってきている。格付けも改善して、しばらくは安定的な目線で見ていられるだろうか。
対中国の関税強化というニュースもあり、米国への配慮もある。しかし、国内の指標はそこまでいいとは言えない。外堀はしっかりしているが、内部はガタガタかもしれない。

トルコリラの現状

さて、トルコリラはどうかというと。
下記は左上週足、右上日足、左下4時間足、右下1時間足である。

順調にというかなんというか、徐々に下がってきてはいる。米ドルトルコリラなんかは円よりはっきりと上昇し続けており、トルコリラの弱さが際立つ。
インフレ自体は収まってきているようで利下げを再開しているが、政情不安はずっと拭えない。
スワップポイントが下がると、リラの下げ幅に追いつかず、収支±0からマイナスに転換することもある。どうにか現在のポジション数を減らして、かつ利益を減らさないようにしたいのだが、やはりそれは難しい。

2025年9月、市場に対する考え

9月、三連休の間で記事を書き忘れるところだった。忘れる理由の一つとして、トルコリラ以外は特に気にする必要がないこともある。トルコリラ自体も下がること自体は織り込み済みで、どれだけ利益を残せるか、という点でしか見ていない。安定していることはいいことだ。
株が上がりすぎているのは、個人的には残念なところ。数年後、今の資産をベースに株買いたいと考えているのだが、この様相だと一段上がった先で取引をすることになりそうだ。ビットコインなんかがそうなのだが、昔の値段をみるとどうしても割高に見えるというのがネックだ。バイアスというのは投資において最も恐ろしいものだな。

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