円安の方向へ再び
関税のことで全体的に円安が進んでいる。関税交渉が上手くまとまることに対する期待でドルが上昇、代わり円はその期待の反対で売られているため、下降している。
今のところ、これ以外に見るべきところもない。どうにも楽観ムードが漂っているようで、実態を伴わない上昇である見方の方が強いが、上昇自体は事実なのでそれを正しく受け入れる必要はある。
メキシコペソの現状
さて、メキシコペソはどうかというと。
下記は左上週足、右上日足、左下4時間足、右下1時間足である。

7月の頭から一段と上に上昇し続けている。メキシコペソ自体が強いこともそうだが、円安もある。メキシコには関税が30%と発表があったが、影響は軽微だ。ただし、ドルストレートでみるとドルが強くなってきているのを感じる。
もう一つ問題は、変わらずスワップポイントが下がり続けていること。今月も利下げが行われるだろうから、さらに下がるだろう。現時点で1日1万通貨あたり15円。十分高いが、今までが高すぎたということだ。
トルコリラの現状
さて、トルコリラはどうかというと。
下記は左上週足、右上日足、左下4時間足、右下1時間足である。

対円では、下落は一服、上昇の兆しは見えている。が、その兆しは幻に終わるだろう。理由は、ドルストレートで見ればわかる。現状、常に最高値を更新し続けている状態。この状況は、おそらく今の政権が変わらない限り続くと思われる。で、その政権はまだいましばらく続くと思われる。円安で助かったというしかないのが悲しいところだ。
可能であれば、ポジションをなくしたいところなのだが、対円で安定しているのであれば、チャンスでもある。最高金利通貨の旨味をできるだけ吸っておきたい。逃げ遅れる予感しかしなが、受け入れよう。
2025年7月、市場に対する考え
とにかく、関税交渉に決着が付くまでは今の状況が大きく変わることはないだろう。8月は各口座で買い増しのタイミングが揃ってしまっているのが、少し怖い。メキシコペソとハンガリーフォリントを高値で掴むことになりそうだ。せっかく、総資産も最高値を更新したんだ。今しばらく暴落といかず、安定した相場をお願いしたいものだ。
6月は損出しで、一部ポジションの含み損を清算している。結果、スワップポイントの増量キャンペーンに合わせて買うことができた。キャッシュバック総量は、76,545円。金額だけ見れば少なく思えるかもしれないが、月の給料がそれだけ増えたと考えれば十分量だろう。
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